「パチンコ機の盤面左下や右下などにある穴は何ですか?」結論から言うと、ここは
他穴(たけつ)入賞口(一般賞球、一般入賞)と言い、勝つためにも重要なのです。
そうは言っても、ほとんどのパチンコユーザーがよく分からない、気づきもしないと部分だと考えます。
そこで、今回は、左下や右下の一般入賞口(一般賞球)について解説をしていきたいと思います。
にほんブログ村ーパチンコの左下や右下などの不明な穴は何?ー

パチンコ台の全部の機種といって良いほど、盤面の左下や右下には、この
入賞口があります。
私たちは、この場所を、
「一般入賞口、または一般賞球口」と言ったりし、正確には
他穴入賞と言います。
ここの役割としては、通常時や確変時、時短時に関係なく、入賞口に玉が入ると
決まった払い出しを受けることが出来るのです。
かと言って、ヘソチャッカーのようにデジタル含めて抽選の機能はありません。
役割は、主に
遊技者の玉持ちを良くする(減りをおさえる)ことなのです。
なお、払い出しの個数は、スペック表にある賞球「4&1&3&10」の
おもに左から3番目および4番目の数字です。
ーパチンコの他穴入賞口の重要性は低いの?ー

基本的には、ホールは、
抽選をするヘソ賞球やスタートに重心をおかないといけないのです。
よって、
左下の他穴入賞口の方向に玉が向かわないようにしている場合がほとんどです。
そして、肝心の入賞口付近の釘は、通常では
締めている状態でほぼ入らないようにしています。
なぜかというと、他穴入賞へ玉を誘導してしまうと、
抽選チャッカーへ向かう玉が減ってしまい、回らなくなってしまうからです。
回らないパチンコは、お客が離れ、お店の運営上も好ましくないのです。
そのような意味では、役割はあるものの、現実問題として、お店側やお客側双方から考えても、他穴入賞口の存在する意味が薄いとも言えます。
ーパチンコの一般入賞口の釘調整の現状とは?ー

ところが、近年では釘曲げ問題の規制が大きく取り上げられ、入賞口の釘も大きな問題になってしまいました。
簡単にいうと、警察から
「玉が入らないような調整をするな!」という話になったのです。
ホール側はもともと玉がほぼ入らないようにしていたわけですが、この問題を機に他穴入賞口がズームアップされたのです。
なお、他穴の賞球というのは払い出し数が基本的に大きく、積み重なるとホールの経営にも大ダメージになります。
よって、現状では左打ち時や右打ち時にベースを調整するために、賞球払い出し数自体を少なくしたりしています。
これらの一連の流れを受けて、現状では、他穴入賞口に玉が入ることも多くなっています。
特に右打ち時は電チュー賞球が1個にし、あとは他穴への入賞具合でベースを調整ともなっています。
なにより、近年ではホールも釘調整をしていますので、ユーザーとしても
他穴入賞口の釘調整もチェックする必要が出てきていると考えられます。
ーパチンコの右打ち時、電サポ中での注意すべき点とは?ー

特に昨今では、右打ち機が多く、
電サポ中などに右側下の他穴入賞口が大きな役割を果たしていることは周知かと思います。
繰り返しますが、電チュー賞球が1個になっているため、ホール側はこの
他穴入賞でベース(玉の増減)を調整しているのです。
ですから、打ち手としても大当たり中や電サポ中においての右打ち時においては、
出玉の増減のカギをにぎっているため、かなり重要になっているのです。
上記の説明よ入賞口の釘締め問題の通り、現状でもそれほど他穴入賞口の釘を締めている場合は少なくなっています。
ですが、入賞口への入り具合が悪いとかなりのペースで出玉が減っていく事態になりますので注意をしておいたほうが良いです。
ダメな調整は、あからさまに釘を締め切っている場合もありますので、あらかじめ、軽くでもチェックしておくと良いでしょう。
ーパチンコ海物語によくある入賞口異常の検知とは?ー

最近の台は、他穴入賞口に関わらず、入賞した際に
「入賞口異常を検知しました」と警報がなる場合があります。
特に、海物語シリーズでは発報する場合が多いと思われます。
この原因は、玉が連続で入ったりなどで、
不自然な入賞と判定されたためと推測されます。
また、主に釘調整やゲージ構成によることが発生原因でもあると考えられます。
なお、打っているお客(ユーザー)に非はまったくないので、安心してください。
警報も時間経過とともにとまりますが、周囲にも聞こえる音ですので、店員さんを呼んで対処してもらうほうが良いでしょう。
ーまとめー

まとめとなりますが、今回の記事で重要なポイントは以下の通りです。
・左下等にあるのは他穴入賞口と言い、通常時のベースである玉持ちを調整する役割がある
・右側にある場合は右打ちでの大当たり中や電サポ中のベース調整を担っているため、出玉増減に関わるかなり重要な部分になる他穴入賞口に玉がよく入る台やそのような台がある店というのは
かなり良心的であり、すなおに優良店と言っても良いでしょう。
現行で賞球数は減ってはいるものの、ヘソ入賞は別としても、通常時には玉が減りにくく、場合によっては電サポ中では玉が増えていくことさえあります。
また、お店のパターンとして、通常時はそうでもないけれど、
電サポ中のベースを良くしている場合もあります。
そう考えると、出玉面に関わることは機械割や期待値にも大きく関わるわけです。
というわけで
他穴賞球、他穴入賞とは、あながち無視できない場所となっていると言えるでしょう。
細かい部分ではありますが、実践の際には、損はありませんのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
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