「パチンコ屋(お店)はどのようにして経営して儲けているのですか?」結論から言うと、
お店の儲かる仕組みを知らないと一生勝つことは不可能だと言っても過言ではないのです。
しかしながら、その仕組みは、お客である私たちが考えているような単純なものではないのです。
そこで今回は、パチンコ屋が儲かる仕組みや利益が出る理由について解説をしていきたいと思います。
にほんブログ村ーパチンコ屋が儲かる仕組みとは?ー

さて、パチンコ屋の儲けは
”お客の負けたお金”だということは、容易に想像できると思います。
しかしながら
遊技客の当たりによって、お店の売上や利益が変動するるという単純なものではありません。
パチンコ店が儲かる仕組みの根本にあるものは、主に以下の2つだと言えます。
・稼働率(遊技台のプレイ数)
・利益調整(釘調整及び設定)加えてパチンコ店はそもそもとして
”商売”です。
商売とは、根本的にお店が儲かるようにならなければ破たんしますし、儲からないと分かっているなら誰も商売を始めないのです。
ーパチンコ屋が儲かる仕組みを知る必要性とは?ー

あなたがもしパチンコスロットで勝ちたいと考えているならば
商売をする側を知っておくことはとても重要なのです。
なぜなら、パチンコ屋が儲かる仕組みを知ることは逆に言えば、
勝ち方の基本を知ることでもあるからです。
パチンコやスロット以前にお店としては、商売する上でお店側がお客と歩幅を合わせていては成り立ちません。
つまり、お客の心理や行動を折り込んだ上で
お店側が高い優位性を持って営業しているのです。
そこに気が付かなければ
「お店の手の上で転がされながら負けていく」状況からいつまで経っても脱しません。
ここから脱するためにもパチンコ屋が儲かる仕組みを知る必要性がどうしても出てくるのです。
ーパチンコ屋の経営の仕組みの根幹にある稼働率とは?ー

パチンコ屋が経営していく上で儲けを出すためには
稼働率がとても重要です。
稼働とは分かりやすくいうと、
たくさんのお客に出来るだけ長く打ってもらうことです。
つまり、いきつくところの
集客ということになります。
商売とは集客が大事なのであり、そのために市場の調査やマーケティングなどをおこなうのです。
なお、パチンコ屋においては一般的に考えても、目的があってお店に来たお客がパチンコやスロットを一切打たないで帰るとはまず考えられません。
よって、
「お客さんが多い→稼働率アップ」となることからも、とにかく第一にお客さんが多いほうが良く、お店に来てもらうことが重要なのです。
ーパチンコ屋の稼働率と運営の仕組みとは?ー

集客ができて稼働があった上でパチンコは終日(丸一日)稼働したとすると、おおまかに
通常回転で2000回転程度プレイすることができます。
さらにスロットは、おおまかに
7000回転程度プレイすることができます。
ですから、仮にパチンコで200台ある店舗であれば、わずか
一日で40万回転の稼働になるのです。
さすがにこのくらい回れば確率も平均値としては、理論値に近い、いわゆる
近似値になります。
ちなみにこの40万回転という数値は、ユーザー側の視点にたった場合、
パチプロが年間かかってこなすプレイ数となります。
一般の方からすると、とてつもない非現実的な数値だと思いますが、これが現実なのです。
近年稼働は落ちていますが、もし、稼働率が50%が半分だったとしても
20万回転と膨大な数値です。
つまり、お店としては稼働率というのは一番重要であると当時に同時に私たちにも重要な要素だと言えるのです。
ーパチンコ屋の利益が出る仕組みとは?ー

そして、お店がどうやって利益を出しているかというと、ここで重要になるのが
(機械割)ペイアウトです。
パチンコは
釘調整(段階設定+釘調整)により、差玉を発生させているのです。
また、スロットは
設定毎の配分によって機械割をコントロールしています。
つまり、上記の
「膨大な稼働+機械割」が利益が出る仕組みとも言えます。
具体的にどのような釘調整にするのかというと、以下の具合になります。
パチンコは、
「低設定を使用する」、「回らなくする」、「出玉を少なくする」の3つです。
スロットの場合は、設定毎の機械割が存在し、主に
低設定域の機械割100%以下を流用しています。
これらをおこなうことにより、お客の現金投資スピードは速くなり、お店の現金収入になります。
ですから、現実問題として出玉が伸びない、回らない台が圧倒的に多かったり、スルーが通らない、アタッカーに玉が入らない、さらに電チューが玉を拾わないなどという事態が起こっているわけです。
ーパチンコ屋の売上と利益の視点とは?ー

また、ユーザー側として注意してほしいことは、
お店はその日などの短期的な視点ではないということです。
仮に200台ある店舗で、お客が1台につき平均で1万円負けるように釘調整をしていたとします。
そうすれば、終日フル稼働時では、
200万円の売上だと見積もることができます。
あくまで平均ですので、少々誤差が出るでしょうが、それでも十分な儲けがあるのです。
また、同じく稼働率が50%の半分でも100万円の売上があがる計算になります。
ですから、パチンコ店側としては、客1人が短時間でどのくらい勝つか負けるかなど見ていません。
あくまでも
客は長期的に平均で負けてくれて、ホール全体の売上(利益)が上がれば、それで良いわけです。
お店とお客の視点の違いの差が大きく、この温度差がお客が勝てない一つの要因と言えるのです。
ー1円パチンコでもパチンコ屋に利益が出る仕組みとは?ー

また、現代では、1円パチンコが市場の大部分を占めています。
単純にお客の勝ち負けも1/4になりますが、それは
お店側も同じです。
上記の200台ある店舗では、一日フル稼働であれば、1/4の50万円の売上になります。
そんな中で「なぜ、4円パチンコよりも1円パチンコに移行したのか?」というと
1円パチンコのほうが稼動が見込めるからです。
また、稼働の良い1円パチンコでは、あからさまに回らない場合や出玉が削られている場合が多いのです。
例えば、
1時間辺り数百個(数百円)程度で差玉を抜いているとします。
そうすれば、終日では1台当たり、5千円~1万円前後の金額になりますから、十分儲かっているのです。
ーパチンコ屋が儲かりお客側が勝てない最大の原因とは?ー

さらに重要な部分として
損益分岐点であるボーダーラインは、皆さんもご存知でしょう。
現実的にも店内にある台の9割以上が、
ボーダーラインと同程度か、それ以下のレベルだと言えます。
お客がこういった台を現金で打っていくと、もちろん、それだけでマイナス収支が積み重なっていくのです。
損益分岐点がお客側に傾いていない台を打っているのですから、
お客側が勝てないのも当然のことなのです。
具体的に降りかかる光景として
負ける時は大きくなり、勝つ時は小さくなる(損大利小)を繰り返すことになるのです。
また、一日単位で大勝ちしてもそれ以上に返納したりといった悪循環が発生することになってしまうでしょう。
ーまとめー

まとめとなりますが、今回の記事で重要なポイントは以下の通りです。
・パチンコ屋が儲かる仕組みの根幹は「稼働率と機械割」にあり、管理者がこれらを上手に調整している
・パチンコはボーダーライン、スロットは設定別の機械割を無視している人がお客が多いがゆえにパチンコ屋が儲かると言える
・少しでも勝ちたいと考えてる方は、お店側や経営者側の視点や思慮を理解しておくこともとても重要であるパチンコ屋が儲かる仕組みは、イコールとして
お客が負けるの仕組みでもあります。
よって、それらを知ることは
「パチンコやスロットは、なぜ負けるのか?」を知ることでもあると言えます。
また、パチンコ屋を経営するということは「当たりハズレを操作して…」、「制御で調整して…」などではないのです。
何より、目の前の当たりやハズレ現象や体感のようなそんなカンタンで次元の低い話でもないことは理解できるはずです。
お店の営業努力をはかる最たるものは、正規営業において
「パチンコは釘、スロットは設定」です。
戦う土台や相手を知らずして、勝利するなんてことはないのですし、ぜひ、この機会に参考程度にも頭の片隅に入れておくと良いのではないでしょうか。
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