「パチンコの確率が収束するためにはどれくらいの試行回数が必要ですか?」結論からいうと、
おおむね確率分母の300倍の試行回数が必要と言われているのです。
確率収束の問題は定期的に議論になるかと思いますが、単純で簡単に解決するような話ではありません。
そこで、今回は、確率や収束について、検証を交えて解説をしていきたいと思います。
にほんブログ村ーパチンコの確率収束に必要な試行回数とは?ー

1/6のサイコロと比較すると
パチンコの抽選確率の分母はとても大きい値になります。
そして、それなりに
試行回数が必要なのです。
この試行回数は、分母の
300倍~400倍は必要と言われており、タイプ別で分類すると以下の通りです。
・抽選確率1/40(ちょいパチ)→12000~16000回転
・抽選確率1/100(甘デジ)→30000~40000回転
・抽選確率1/200(ライト)→60000~80000回転
・抽選確率1/300(ミドル)→90000~120000回転また、上記の試行回数においても確実なものではなく、
ほぼ理論値の近似値になるという認識になります。
なお、収束の答えを見出すためには、現実的に考えても、
ちょいパチが一番良いでしょう。
ーパチンコで確率収束の検証結果は?ー

試行回数においては、わたし自身が数ヶ月かけて得た実践データ(画像)を参考にしてみてください。
甘デジの1/100程度を22000回転ですので220倍の試行でこのくらいの結果は得られるはずです。
なお、検証の場合は初当たり確率ではなく、一番近くなると考えられる
「トータル確率」を重視すべきでしょう。
試行には時間と労力がかかりますし、大変かとは思いますが、収束に関して疑問があるならば、ぜひ自身で検証してみるべきです。
なにより、重要な部分として
体感的に確率をとらえようとしているのであれば、確率を信じることなど一生不可能だと言えます。
パチンコの確率とは、
数値をある程度累積していってこそ見えてくるものでしょう。
ーパチンコにおける確率収束とは?ー

パチンコにおける確率収束とは、
試行を繰り返し蓄積していくと理論上の数値に近づいていくことです。
また、パチンコにも様々な抽選確率が存在していますが、同様に適用されると考えることが出来ます。
「昨日この台でハマリを喰らって負けたから収束するならば今日は出るはずだ」初心者さん等によくありがちな考えですが、これは
間違いです。
例えば1/100のパチンコ機を実践して1/100になるにはかなりの試行数と時間が必要なのです。
パチンコの確率収束は自信が統計を根気よく取っていき、検証をしていく大変な作業となるでしょう。
ーパチンコの確率収束はしないの?ー

確率とは収束するのが学問上の答えですので、
「確率は収束する」というのは正しいです。
ただし、打ち手の感情や心理を加味すると非現実的だというのも理解できます。
よって、一般的にはパチンコでの確率の収束の有無については、
「パチンコでの確率は収束しない」と考えてのぞむべきでしょう。
そもそも理論とはすぐに収束するものではなく、結果が出るものではないのです。
ですから、よくある
「理論(ボーダー理論、波理論etc)を試したら勝てるようになりました」というのも危険なのです。
ーパチンコの確率論と収束論の大前提とは?ー
「1/100の機種が500回転当たりなしだから、この機械が収束するのならここから出るはず」こんな風に思っている方も少なくありませんが、これは
間違いになります。
パチンコの抽選は独立していて、毎回転抽選確率は同じです。
そして、その機械の回転数を重ねるのは、
私たち人間である打ち手です。
つまり、
確率の試行するのは打ち手なのです。
ですから、収束や結果は機械ではなく、
打ち手にすべて跳ね返ってくることを大前提として覚えておきましょう。
ーまとめー

まとめとなりますが、今回の記事で重要なポイントは以下の通りです。
・パチンコの確率収束とは、膨大な試行回数及び大変な作業を経たうえで得られる産物
・パチンコの確率は収束はするが、一般的に考えると打ち手は時間が少ないため、非現実的なので収束しないと考えて実践をしていくべき
・パチンコの確率収束は体感や感覚ではなく、データ蓄積や統計を取ることがとても重要になる収束への基本的な部分は、この記事である程度でも理解していただきたいと思います。
そして、
確率というのは上下にブレる現象があるのは周知かと思いますし、それはパチンコでも同様です。
「収束しないこと」と「当たり欠損」は密接な関連があると考えますし、これによって悩ましい場面や時期もあるでしょう。
ですが、逆に
収束しないことがうれしい場合もあるのです。
つまり、確率収束への疑問には
「展開や結果が思い通りにならない」という自分の都合が大いにあるのではないかと思います。
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