「パチンコのボーダーラインの辛い台は、打たないほうが良いのでしょうか?」結論から言うと、
ボーダーの辛い台でも十分勝てる可能性があるのです。
たしかに近年では、設定も搭載になったり、全体として辛いスペックも多くなっています。
そこで、今回は辛い台の意味や立ち回りへの生かし方を解説していきたいと思います。
にほんブログ村ーパチンコでボーダーの「辛い台」は避けるべきなの?ー

繰り返しになりますが、スペックやボーダーラインが辛いから打たないというのは
判断が速すぎるかと思います。
というのも、
勝負ができるかどうかは現場の釘調整次第だからです。
ですから、釘が良いのであれば、打っても全然問題はないのですし、それは
勝てる台と言えるのです。
ただ、その場合は、スペックと釘の具合を照らし合わせたり、見極めていく必要があります。
そのために基本として
「甘い機種や辛い機種って何?」ということも理解しておいても良いかと思います。
その機種の
スペックが甘いか辛いかを知り、この「甘い」や「辛い」と判断ができるようになれば、
勝ちやすい台だけを見つけることが可能になるのです。
ーパチンコのボーダーラインの甘いや辛いとは?ー

例えば、「スペックが辛い」とは言っても
一体どこが(何が)辛くてダメなのでしょうか?
スペックが辛いということは、すなわち
ボーダーラインが辛いという意味です。
そのひとつの大きな要素にパチンコ台のヘソ賞球があり、1~4個の機種が設置されています。
そして賞球が多いほど
お客の投資が軽減されるようになっています。
一見、お客側としては、メリットとして良いことではありますが、一方で、この状態ではホール(お店)側は儲かりにくくなります。
メーカーのお客様というのは
”ホール”ですから、それなりのカラクリがあるのです。
ーパチンコのボーダーラインの甘いや辛い仕組みとは?ー

具体的には、主に
2つのスペックダウンが図られているのではないかと考えられます。
・連チャン性を下げる
・アタッカーや電チュー賞球を下げるつまり、総合的に出玉がおさえられており、
投資は安くなるけど戻ってくる還元が悪くなっているのです。
ボーダーライン的に見てみると、玉の支出は抑えられるものの、
玉の収入が著しく悪くなっている状態になります。
ですから、一言で言えば
「最近の機種や台は玉の収入が悪いからダメ」なのです。
また、逆に甘いスペックというのは、
玉の収入が良い機種や台でもあるです。
ーパチンコの辛いスペックにはどんな機種がある?ー

一般的な辛いスペックは、例えば、以下のようなものがあります。
■トータル確率 1/30.4
■当数1回辺りの平均出玉 360個
■千円辺りのボーダーライン
4.0円…20.0回
3.5円…20.8回
3.0円…21.6回
2.5円…22.6回
上記は「PA元祖大工の源さん」の甘デジですが、機種スペックを確認しただけで目に見えて辛い台ではないかと感じています。
なお、ボーダーラインとしても、22回や23回程度の機種が多く存在しています。
そこに比例して勝ちにくくなっているのは、もちろんの事実でもあります。
ーパチンコの新基準機は、全部辛いスペックなの?ー

新基準機として登場している機種は、それでは全部辛いのかというと決してそうではありません。
もちろん、その中でも少ないながらも甘めと言える機種もあります。
例として、沖海5アイマリンはヘソ3個機種ですが、甘めなほうのスペックだと言えます。
甘い機種というのは、辛い機種と比較しても
期待値が得られやすいと考えることができます。
ですから、初心者の方は特に打つ前にスペックを確認し、「辛いのか?」「甘いのか?」を見極めておくことが大切でしょう。
そして、機種選択、および台選択などの立ち回りに生かしていく方法がベストなのです。
ーパチンコの激辛スペックの機種とは?ー

ボーダーラインが24回/千円、25回/千円などの機種はとても辛いスペックであり、
激辛スペックと言っても良いでしょう。
これらは、「P○○」で始まる新基準機に多く、現場でも多く流通している種類ですので注意しなくてはならないと考えます。
最近では、設定搭載パチンコの設定1は特にボーダーラインが辛くなっています。
基本的には、設定付きパチンコのすべての機種ではありませんが、
設定1時では激辛スペックに相当するものも多数あるのです。
そのような意味でも設定付きパチンコ機の設定1で釘を締めていると、お店側がすごく儲かるとも言えます。
また、私たち打ち手としても、
釘が締まっている設定1の台はなるべく避けるようにしなければなりません。
ーパチンコの現行機種で最強に甘い台とは?ー

周知かと思いますが、逆に
「ボーダーの甘い台」というのも存在しています。
辛いスペック機種とは相反して、期待値が得られやすく、勝ちやすい台と言えます。
具体的な機種を挙げると、最近では、
「PA激デジ真・牙狼1/77」でしょう。
実際のボーダーラインは15.0回/千円と甘く、現行機種で最強に甘い台と言っても過言ではないと思います。
さらに海物語シリーズはシンプルで安定性も高いですので、
甘くて安定して勝てる台とも言うことができます。
なお、一時の出玉や連チャンではなく、きちんと機械割を見て甘い台を判断すると良いでしょう。
ーパチンコのボーダーの辛い台で、切り捨てるべき場面とは?ー

スペックの辛い台は、期待値が得られにくいので
イコールとして勝ちにくい機種と言えます。
よって、必然的にボーダーラインが20回/千円や、また、それ以上の機種はなかなか選択しにくくなってきます。
さらに辛いスペックの台は、ほんの少しでも釘が締まると期待収支が得られにくく、勝てない要因となります。
具体的には、
「ボーダーライン+1回、+2回程度」では、腰を据えて打つ価値があまり無いのかなと考えています。
つまり、ボーダーラインが25回の台で26回/千円や27回程度では
まともに勝てる台とは言えないレベルなのです。
ですから、むしろ、このラインは妥協するべきラインではなく、どちらかというと
切り捨てて良いラインと言えるでしょう。
ーパチンコの辛いスペックで勝つために見るべきところとは?ー

一つ勘違いしてはいけないのは、スペックだけ見て判断し、切り捨てて良いかというとそうではありません。
一番大事なのは、その台の
釘調整次第であることに間違いはないのです。
スペックが良くても釘が悪い場合も今に始まったことではなく、そのような調整の台もホールでは多いです。
回転単価や期待値においても、その大元は釘であり、最終的な判断要素でなのです。
辛いスペックだとしてもお店が良心的であったり、やる気があれば、釘を大幅に開けている場合も多々あるのです。
あくまでも先入観を持たずに、釘を最優先で観察して立ち回っていくことが重要です。
ーまとめー

まとめとなりますが、今回の記事で重要なポイントは以下の通りです。
・パチンコのボーダー・スペックが辛いということは、出玉が取りにくい(得られにくい)という意味である
・パチンコのボーダー・スペックが辛くても釘調整によっては勝負できる場合も多々あり、その逆もしかりである
・ボーダーだけで判断してしまうと辛い台を打つ場合が多くなるので、回転単価で向き合うべきである改めて、新基準を絡めて辛いスペックの機種が多く、今まで以上にきちんと機種選定が重要になっています。
予め、スペックの辛い台か甘いかを理解しておくと、自分自身が打つべき機種もかなりしぼることが出来るでしょう。
この違いを見極められれば、辛いスペックが多い現代であっても勝ち続けていくことは十分に可能になるはずです。
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